暖房機器の選定方法

空調機器が生み出した暖気は乾燥しているために喉やお肌にはあまり好ましくありません。
そのために夏のクーラーと同様に空調機器による暖房を嫌う方も多くおられます。

世にある機器の特色を下記しますのでベストの空調を選んで冬を快適に乗り切ってください。

①エアコン
エネルギー:電気
省エネ性:B
長所:1℃(0.5℃)単位で細かく温度設定が可能、
短所:乾燥してしまう、2週間に一回程度のフィルター清掃が必要
特徴:一般的に広く使われているタイプの暖房器具で「天カセ型」「天吊り型」「壁掛け型」「据え置き型」と用途やパワーによって4種類があります。 

天カセ型

天吊り型

壁掛け型
据え置き型

②灯油ストーブ
エネルギー:灯油
省エネ性:A
長所:エネルギー単価が安い、湿度UPの工夫ができる、広い空間を暖められる
短所:燃料補給などに手間がある、燃料調達に手間がある、匂い
特徴:ダルマ型、ポータブル型と形状に加えて輻射型とファンヒーター型の二種がある。

ダルマ型ストーブ 27畳までと広い空間と天板にヤカンを載せて湿度UPも可能
ポータブル型 振動によって消化するなどの機能がついてて安全
ストーブファン 垂直に昇る上昇気流を受けてファンが回り水平方向に暖気の移動を促す優れもの
輻射と風により暖を得られる
灯油ファンヒーター  風で温まるので短時間で暖を得られる

③セラミックヒーター
エネルギー:電気
省エネ性:C
長所:工事不要で運転が可能、機器が格安、すぐに暖かい
短所:電気代が高い、局所しか温まらない
特徴:事務職のOLなどが足元の寒気をしのぐために導入をせがむものであるが、省エネの観点から言うと勧められない機器である。 足元の冷えをしのぐのであればブランケットや電気毛布がベストで40分の1の電気代で同等の暖を得られます。

セラミックヒーター 燃費が悪いのですすめません。

④ハロゲンヒーター
エネルギー:電気
省エネ性:D
長所:コンセントで稼働、すぐに暖かい
短所:1200Wととても大きな電力のわりに50cm程度しか温まらないほどの効率の悪さ
特徴:とても効率が悪いので省エネの観点からはこの世に存在してはいけない機器のひとつ

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