エジソンライト

エジソンが140年前に世界で初めて発明したランプはタングステンを使用したライトで 2000K程度の明るさで赤っぽく光るとても雰囲気のあるライトである。

40W~60Wの消費電力ではあるが効率はとても悪くルーメン値で表すデータを持っていないが推察するに10ルーメン/W程度の明るさなのでは?と思う

つまり効率が悪いという理由でLEDに改修が進む現状のランプの半分程度しか明るさが出ないという効率の悪い電球である。

デザイン性が高くなりアンティーク什器に囲まれたレストランであったり怪しい灯火の バーであったりするとこのようなライトがぴったりはまると思う。

照明学会公認「照明コンサルティング」の資格を持つ私であるが世の中で一番デザイン性に優れた素敵なランプと評価していたが40Wのランプを4個つけてもろうそく程度の灯りしか得ることができない効率の悪さに「省エネコンサルティング」の観点からお勧めすることが出来ずにいた。

エジソンライトに模した形のLEDランプも存在するのであるが調光ができなかったり 演色性がRa80位とあまり性能として良いものではなかった。

「ダサいLEDは終わりにしよう」これには激しく同意する。

しかしどれも帯に短したすきに長しの状態だったのだがようやく満足のいくエジソン  ランプ型のLEDを先月にビッグサイトで行われた展示会で目にすることが出来た。

スペクトルメーターで計測したところRa96との驚異的な演色性の高さであった。しかもこの手のフィラメント型LEDにしては珍しく調光が可能とのことであった。 展示会は 初日であったが午後三時ころであったために担当者に「朝からバイヤーがたくさんきて好評だっただろう?」と聞いたところ「多くの人はきたんだけど私たちは初めての来日なので マーケットリサーチが追い付かず商習慣や言葉の壁にうちのめされてる」との返答

「俺が全てを導くから残り二日で多くの引き合いが来ても俺のこと忘れないでくれよ」と告げて会場を後にした。

旧正月明けの先週に先方から回答が来てサンプル申し込みを終えたので今月内には実物を手にして多くのデータを公開できると思う。

アパレル・バー・レストラン・古着屋・展示会会場・ホテルのエントランス・景観照明としておすすめするアイテムが産まれたのはとても喜ばしいことである。