整体院の現状調査と有効策

空調機種内容

院の空調機器は70%が天カセ型の4方向であるということがわかりました。
20坪~50坪の院内を効率的に空調コントロールするには壁型より良いという事だと思います。 
この設備により室内の位置による温度差が少なくなるメリットがあります。

壁は吹き出し口からの距離に応じて効率が変化するために位置による差異が多くなります。
機器の効率を向上させるためにはコンティニウム、空調効率を高めるためにハイブリッドファン、サーキュレーター、扇風機の同時使用が有効です。

フィルター清掃頻度

室内環境に左右されますが2週間に一回がベストが一般的です。 6割が合格点となってます。 カビやにおいの原因にもなりますのでお客様満足度の向上のためにも最低毎月一回をルールとして定着することで削減とともに環境改善につながります
<対策>
アンケートの結果から鑑みると特に決められたルールがあるわけではなくて週に二回からしたことがないまで多岐に及ぶ結果となってます。 環境整備点検の項目に入れるなどして適正なルールに基づくことによって確実な成果が得られると思います。 逆にルールに入れなければ削減は進まないと思います。


【ルールの策定 】 ⇒【成果の可視化】⇒【優秀者を褒章・落第点を指導】

冬季の室温設定

国が求める推奨温度は20℃ですが22℃を提唱してます。 1℃の緩和で10%の電気料金の削減が目安となってます。 90%の院が23℃以上の設定になっているために22℃以下でお客様から寒さでクレームが来ないようにする工夫が目標になります。 設定温度を下げて院内が寒くなってしまっては本末転倒です。 我慢せずに削減する道の解明が必須です。
<対策>
*サーキュレーター・ハイブリッドファンの併用
*扉の開放ルールの策定
*二重窓
*コンティニウムの導入
*灯油ストーブの導入
*加湿器の導入
*コンティニウムの導入

暖気は天井部分に留まるために何も対策をしなければ22℃の設定では施術の際の患者様も位置では20℃前後の空間となり寒く感じる方も多いかと思います。 更に新型コロナ感染拡大防止策としてタオル掛けを控えるなどの場合にはなおさらです。 何度もブログで紹介してますが室温設定の標準化を急ぐ必要があります。 
【サーキュレーターorハイブリッドファン】⇒【コンティニウムの導入】が有効です。

夏季の室温設定

国が求める推奨温度は26℃ですが25℃を推奨してます。 86%の院が努力対象になります。 扇風機との同時使用などで体感温度を下げるなどの工夫で緩和は可能と思われます。 設定温度を上げて院内が暑くなってしまっては本末転倒です。 我慢せずに削減する道の解明が必須です。
コロナ前から指摘しておりましたが扉の開閉ルールが決められてないために集客を促すためにという理由で扉の開放をしている院が多かったです。 
衝動的な理由での来院の可能性はとても低いと思いますので締め切っていても集客が落ちることは考えられません。 扉を閉めていないことにより夏の暑気が容赦なく入り込み空調効率を著しく低下させてました。


<対策>
*扇風機の併用
*日射の侵入の防止
*扉の開放ルールの策定
*二重窓
*室外機の遮熱措置

*除湿器の導入
*コンティニウムの導入

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